ブログで利益を上げるためには、ブログ全体の仕組みについて理解を深めておかなければなりません。
そうでないと、ブログを始めたとしても、どうやってマネタイズしていけばいいかわからなくなってしまうため、お小遣い程度の金額しか利益が出ない、あるいは全く利益が出ないという状態になってしまう可能性が高くなるのです。
では、ブログから利益が生まれるのは一体なぜなのか、という事について詳しく見ていきましょう。
ブログで稼ぐ仕組みは?
ブログで利益を上げる方法は、大きく分けると2つあります。
では、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
広告収入
これは、最も代表的な方法で、自分のブログに広告を掲載して、ブログを見てくれた人が何らかのアクションをしてくれれば、お金が入ってくるという仕組みです。
具体的なやり方、種類については後で詳しく解説していきます。
自社商品販売
続いては、自社商品を販売するという方法です。
これは、
・ハンドメイド商品
・自分で作った情報商材
・自社のサービス申し込み
など、100%自分の売り上げになる物を販売していくという形です。
ただし、いきなり自社商品を販売するというのは難易度が高いです。
なぜなら、信頼と知名度を上げないと、自社製品は中々売れないからです。
このようなことから、ブログである程度結果を出した人、その他の分野で結果を出した人などが、自分のノウハウをまとめた情報商材を作り、自分のブログの中で販売していることが多いのです。
ブログで稼ぐ代表的な収益モデルは?
では、ブログで稼ぐ代表的な収益モデルとは一体何なのでしょうか。
ここでは、先ほど解説した「広告収入」について、もう少し掘り下げていきたいと思います。
広告収入には、
・アフィリエイト
・グーグルアドセンス
の2種類があります。
とはいえ、名前だけ聞いてもよくわからないと思います。
では、それぞれの収益モデルについて詳しく見ていきましょう。
アフィリエイト
何らかの広告をブログに掲載して、自分のブログを訪れたユーザーが、その広告経由で商品やサービスを購入したら、売り上げの何割かが自分に入ってくるというシステムです。
アフィリエイトというのは、ユーザーに広告をクリックしてもらっただけでは、収益に繋がりません。
そのため、商品を売るための文章、「買いたい」と思ってもらうための文章スキルを身に着ける必要があり、初心者には若干難易度が高いと言えるのです。
ただし、その分報酬が比較的高めに設定されていることが多く、場合によっては1件の発生で2万円を超える収益を手にできることもあるのです。
また、アフィリエイトで稼ぐためには、そのジャンルに特化したブログを作ることが大切です。
例えば、「プログラミングスクール」の案件を取り使っている場合は、ブログ全体をプログラミングや、ウェブ関連のテーマで構成していく必要があります。
例えば、
・ウェブデザイン
・アプリ開発
・AI開発
などの記事です。
そうすることで、ウェブやITに興味を持っている人がブログに訪れてくれるため、プログラミングスクールへ入会してくれる可能性が高くなるのです。
逆に、プログラミングスクールの案件を取り扱っているにもかかわらず、筋トレの記事や恋愛に関する記事ばかり書いていては、成約を取ることができません。
なぜなら、プログラミングに興味を持っている人を、自分のブログに集めることができないからです。
「特化ブログ」という言葉を聞いたことがある人もいると思いますが、これからブログで稼いでいきたいと思っているのであれば、できるだけジャンルを絞り込み、自分が紹介している案件を購入してくれそうなユーザーを集めていく必要があるのです。
アドセンス(AdSense)
続いては、アドセンスです。
正式には、グーグルアドセンスと呼ばれています。
アドセンスというのは自分のブログに掲載した広告がクリックされるだけで報酬が発生します。
そのため、初心者でも収益を発生させやすいという特徴があるのです。
ただし、グーグルアドセンスというのは、1クリックあたりの単価が30円前後になる事も珍しくなく、まとまった金額を稼ぐためには、それなりのPV数が必要になってきます。
更に、アドセンスの広告を掲載するためには、グーグルに自分のブログを審査してもらう必要があるのですが、この審査が年々厳しくなっていて、中々合格できないと悩んでいる人もたくさんいるのです。
中には、グーグルアドセンスだけで月に数十万円稼ぐ人もいますが、初心者がこれを達成しようと思ったら、かなりの努力が必要になります。
そのため、ブログで大きく稼いでいくためには、アドセンスだけではなく、アフィリエイトを活用していくことが大切です。
ブログに人が集まる仕組みは?
ブログで稼ぐためには、たくさんのユーザーを集める必要があります。
では、ブログに人が集まる仕組みとは一体何なのでしょうか。
SEO
まずは、SEOです。
これはかなり昔から有名な方法で、自分のブログの検索順位を上げて、特定のキーワードで検索をしてきた人を集客していくという流れになります。
SEOというのは、検索エンジン最適化の略称で、簡単に言ってしまうと検索順位を上げるための施策のことを指します。
SEOに強いブログを作るためには、
・タイトルにキーワードを入れる
・文章内にキーワードをちりばめる
など、様々な方法があり、これを「SEO対策」と呼ぶのです。
SEOを強化することができれば、特定のキーワードで検索をしてくる人を効率的に呼び込むことができるため、自分がパソコンをいじっていない間も、たくさんの人が自分のブログを見てくれるようになるのです。
SNS
続いては、SNSです。
ブログが人気を集め、企業が参入するようになった現代では、SEOを強化して検索上位を勝ち取ることが非常に難しくなってきています。
特に、作り立てのブログやSEOについての知識がほとんどの無い人が、いきなり自分のブログを検索上位に表示することはほぼ不可能です。
そんな時に役立つのが、SNSなのです。
SNSで自分が書いた記事を拡散することで、瞬時にアクセスを集めることができます。
もちろん、SEOを違って一時的なアクセスとなりますが、ブログに訪れたユーザーの多さや、ブログに滞在した時間が長くなればなるほど、SEOも強化されやすくなるため、一石二鳥となるのです。
被リンク
最後は、被リンクです。
これは、他のブログからリンクを掲載してもらうことを指します。
例えば、Aというブログで自分のブログを紹介してもらって、
「気になる人はこちらから→https:○○○○.com」
という形でURLを貼ってもらえたとしましょう。
これが、
・被リンク数1
としてカウントされ、SEOの面で有利に働くのです。
また、被リンクを貼ってもらえると、リンクが貼ってあるブログから、自分のブログに飛んできてもらうことができるため、アクセス数を増やしていくことが可能になります。
まとめ
ブログで収益が発生する仕組みは、
・広告収入
・自社商品販売
の2種類に分けることができます。
特に初心者は、広告収入である、
・アフィリエイト
・アドセンス
で稼いでいくことになるでしょう。
ただ、アフィリエイトやアドセンスには、大きな違いがありますので、どちらかを使うのではなく、最初は両方をバランスよく活用して稼いでいくことをおすすめします。
また、ブログで稼ぐためにはユーザーを集める必要があるのですが、集客方法にも様々な種類がありますので、今回紹介した方法を駆使して自分のブログにユーザーを集めていくことが大切です。